スクラップブッキングで、カンタン写真の片付けやってみよう
こんにちは。整理収納アドバイザー
つきかわ みほ です。
オンラインでのお片付けコンサルを中心に活動しています。
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今年は、想定外の事態で、おうち時間ができ、片付けに取り組むタイミングが増えたと思います。
この時間に写真の見直しをし、想い出をステキに飾ってみませんか。
スマホに保管しているといつデータが飛んでもおかしくありませんよね。
最近いつ、写真をプリントアウトしましたか?
久しぶりにプリントアウトし、自分の手で作成し、実際に飾ることで想い出に色が付きさらに深まります。
スクラップブッキングってなに?カンタンなの?
スクラップブッキングとは、お気に入りの写真をステキに飾りつけるペーパークラフトのこと。
アメリカで1980年代に発祥し、現在でもアメリカでは、スクラップブッキングの人気は劣ることはありません。
写真を単にアルバムに貼るだけでなく、台紙にイラストやタイトルなど少し添え色づけることで、より想い出が深くなります。
家族の歩みを記録する方法の一つとも言えます。
今回は、自宅にあるモノでカンタンにハンドメイドできる作品を紹介します。
スクラップブッキングでカンタン写真の片付けやってみよう
スクラップブッキングを作ってみたい、始めたいけど基本的な手順がわからない…って話をよくお聞きします。
でも、実はとってもカンタンなんです!
そこで今回は初心者の方にもわかりやすい方法で、6インチ(約15cm)のスクラップブッキングをご紹介
なんと作っていく工程は4工程。
では、手順を追ってカンタン作り方のご紹介!!
今回の作品の材料はこちら
・かわいい柄の厚紙(パターンペーパー・柄のかわいい厚紙と思ってもらうとイメージしやすいかも)
・自宅にあるシールやかわいい付箋・またマスキングテープのみを使ったもの
実はスクラップブッキング用のペーパーにはリバーシブルでデザインが入っていてとてもかわいいです。
しかも、売り切り制なので、買い逃してしまうと二度と同じペーパーに出会うことはありません。
キットタイプはペーパーとシールなど材料がすべてそろっているのでさらにカンタンに始められます。
主流は、12インチのペーパーなので4等分して、作品を作ると今から紹介する6インチ作品が、4通りの楽しみ方できますね。
少ない材料でたくさんの数作れるので、お友達へのプチプレゼントとしても最適です。
(12インチは約30センチ 6インチサイズの作品は15センチ×15センチの大きさです)
スクラップブッキングに必要な道具はたったこれだけ
スクラップブッキングに必要な道具のご紹介
最初は、家にある道具や材料を使って作ってみるのがおススメ。
一度、作ってみると、どんな感じかわかるので気に入れば少しずつ道具を手に入れるといいでしょう。
また、最近では100均でも購入ができ、気軽に楽しめる幅が増えました。
写真や飾りを切る・貼る道具について
写真を切ったり、写真を貼ったり、飾りを貼ったりする道具は以下の通りです。
市販のハサミで十分ですが、私たちプロになると、紙用のハサミを使います。
ハサミの使い方として、いつもお伝えするのは、ハサミに沿って写真を動かすイメージです。
①ハサミもしくはカッター(カッター使用の時はカッターマットもあると安心)
②テープのり・紙用ボンドもしくは木工用ボンド(なお、木工用ボンドの時は、水1:ボンド1の割合が良いといわれています)
③茶色いインク(なければ不要)
たったこれだけ…
プロになると下のような簡単に写真やペーパーがカットできる、ペーパートリマーもあると作業がサクサク進みます。
これは日常でも子どもの工作やネームプレートづくりなどまっすぐ紙や画用紙を切りたい場合は本当に重宝します。
スクラップブッキング・プロ仕様の道具はこちらも参考に
紙や写真をカットするカッター(ペーパートリマー)
しかし、揃えだすと道具は無限大になりますので、ご注意を。
まず始めは最小限お家で準備できるもので十分楽しめますのでご安心ください。
スクラップブッキングの作り方|6インチ│
見本は、6インチ(約15cm)×6インチのスクラップブッキング。
とても軽いので作品の裏にマスキングテープを貼って壁に飾っています。
6インチのレイアウトはL判の写真を一枚飾るのにちょうどいいサイズ・そしてコンパクトでなによりカンタンな作りやすさ。
まずは、お気に入りの写真をŁサイズ2~3枚準備(その中でも絶対貼りたい写真を一枚セレクト)
あまりにもアップ過ぎる写真は適していないかもしれません。なので2~3枚選んでおくと安心。
被写体が小さめに映っている写真なら、小さめに切って数枚飾ることで作品として仕上がるので複数枚準備しておきましょう。
2、材料の準備
写真を貼るかわいい両面柄のやや厚紙ペーパー(写真の酸化を防ぐアジットフリータイプがおススメ)
(デザインにアクセントを足すため)
特にレースはちらっと見せるだけでとてもかわいく仕上がる
いきなり写真を切ったりするのではなく、大体のレイアウトを決めましょう。
スクラップブッキングの作り方には正解がなく、自分自身が楽しみながら作ることが一番です。
正解がないので自分の感性で作ってくださいね。
何度かレイアウトして写真を撮って見比べてみると違いが判ってその中から作りたい作品が見つかると思います。
4、ペーパーと写真をカット
さぁ、レイアウトが決まったところでベースから作っていきましょう。
作品を全体を引き締めるためペーパー全体にココア色で周辺をインキングしていく…(インクがなければこの作業は不要です)
先ほど3にて自分が選んだレイアウト通り並べて写真を切ったり、パーツを並べて貼っていく…
スクラップブッキングのテクニックや飾り方はいろいろありますが、今回はペーパー,,,ご自宅にあるシールやマスキングテープだけで、シンプルに6インチサイズのレイアウトを仕上げてみましたがいかがでしょうか?
作った作品は、ぜひ、ご自宅に飾って楽しんでくださいね。
実は、スクラップブッキング講師をしていました…
なぜ片づけのプロを目指したのか
わたし以前スクラップブッキング講師をしていました。
大好きな写真に囲まれて…たくさん作って飾ったり、作品を手作りショップで販売の経験も…。
しかし、講師として活動すると道具や材料をストックする場所が必要…そのために部屋を借りて活動している講師もいるくらいです。
わたしは、部屋を借りてまでは活動ができないと思い、思い切って辞めて自分のためだけに作品を作ることに切り替えました。
実は、道具や材料に囲まれてしまい、うまく片づけができなくなり、ストレスとなってしまったのです。
講師業を退くころ、片づけの大切さに出会い、今では片づけのプロとして活動しています。
そこで、スクラップブッキング講師としての経験×片づけのプロとして、写真整理に特化した内容もご紹介します。
実は、片づけの中でも写真整理に困っている方は多い
最近、お片付けに関して発信していく中で…写真の整理ができなくて困っているんです…なんて声もチラホラ。
せっかく想い出に残そうと撮り始めた写真。
そのままでは、せっかくの想い出が風化してしまいます。
ほんの少しの工夫ですが手をかけることで、想い出をさらに胸に刻み、後世へ語り継がれます。
あなたの手でひと手間かけて想い出を輝かせましょう。
今回は写真整理のひとつ、スクラップブッキングで、カンタンな写真整理かつ飾れて目も楽しめる…ステキな作品の作り方をご紹介しました。
ぜひ、みなさんも楽しみながら写真整理に取り組んでください。