子どもが片付けてくれない…
こんにちは。整理収納アドバイザー
つきかわ みほ です。
オンラインでのお片付けコンサルを中心に活動しています。
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子どもが片付けてくれなくて…
最近、このような悩みをお聞きしました。
子どもが片付けてくれないから困っています…どのようにしたら片付けてくれるようになりますか?
小学生ママからの質問でした。
皆さんは、子どもが片付けてくれない…と困るときはありませんか?
部屋が散らかっていることにより、忘れ物が多くなったり、必要なものを探している時間が多くなり、支度に余計な時間がかかる場合もありますよね。
小学生になるとランドセルは決まった定位置に置く、おもちゃや本だけでなく学校からのプリント・教科書など、定位置に置く…また自分の身の回りの簡単なお片付けくらいは身につけてけてもらいたいな…と親は思いますよね。
『片づけてね!』の一言で済ませていませんか?
その一言で子どもが片づけができる…と思っていませんか?
きっと子どもはその言葉だけでは子どもは動きません…。
怒られるのイヤだからとりあえず片付けようっと
と思っているかもしれません。
わたしの場合は片づけを教わる機会がなく、片づけの仕組みを親から学ぶことがなかったため…そのまま成長し、おとなになってから本当に困りました。
片付ける…とは子どもにとってどんなこと?
片付けることはおとなにとっては、当たり前で一つの動作であっても子どもにとって本当に片付けることは大仕事。
しかも怒られた子どもにとっては片づけをやらざるを得ない状況です。
そして片付けるべき【ものの種類】はたくさんあります。
おもちゃはもちろんのこと、本・教科書・ランドセル・学用品……
こどもにとっても親にとっても…よく考えると管理しているものは無数にありますね。
また【もの】よってカタチ・大きさが違う/片付ける場所も違う/収納用品も違うので、子どもにとってはどこから手を付けたらいいのか…本当に混乱します。
子どもへ『片づけておいてね』のひとことでは、理想の片付けにならないことがここでわかっていただけたと思います。
そこが皆さんがいつも悩まれているところです。
では、どのようにすれば子どもは片付けてくれるのか…考えてみましょう。
子どもが片付けてくれるようになるために
②子どもがわかりやすいように目印をつける
③慣れるまでは一緒に片づけを行う
④ゲーム感覚で楽しく片づけをおこなってみよう
ではひとつずつ解説してきますね。
①何をどこへ片付けるか親子で話し合いをして定位置を決める
- 子どもの持ち物なので、子ども主体で考えることが必要…。
- 子どもの動作によって実は取り出しにくかったりするので、収納道具や収納場所にも注意が必要
②子どもにわかりやすいように目印をつける
- その時はしまう場所がわかった…といってもすぐに忘れてしまうのが子ども
- ついでに親もその時は覚えていても忘れてしまう場合がある…
- 防止のためにカンタン目印をつけることをおススメ
わたしは子どもの好きなマスキングテープを目印として使ったり、テプラでものの名前を書くようにしています
また、おもちゃはカテゴリー別で収納を行う工夫もしています。
レゴは部品が多いため、決まった袋に入れる
③慣れるまでには一緒に行おう!
- 慣れるまでは一緒に行うことが鉄則
- 最初は一緒に行うことで、親がまず定位置を覚えてしまえば、どこに何をしまうべきか…をいずれ口頭で指示が出せるようになりますよ
ものの定位置が整ってくると…
右の引き出しに上から2段目の奥にある…とか階段下収納の右側の引き出しの上から4段目…
など、ほぼ口頭で場所を伝えてることができるようになります。
そうなってくると親子ともにお片付けマスターですね。
そして、慣れてくると家全体で【もの】をとってくるときに、子どもが覚えてくれるようになります。
いちいち探して取って、出してあげる行為に対応しなくていいので、ほんとそれだけで毎日がラクです。
そして、子どもの基本的な左右上下などの基本の勉強にもなりますよね…。
小さいうちから行っておくとある程度の年齢になると自分で片付けようという意識が身についてきます。
④ゲーム感覚で片づけを行う
- ほんの少しの時間を決めて…各家庭でお片付けタイムを設ける
- ゲーム感覚で行うことで子どもの片づけが習慣化される
晩ご飯を食べる10分間だけ…寝る前の10分間だけ…とほんの短い時間でOK。
ストップウォッチをセットして、「よーい、ドンっ」と掛け声とともに一緒に行ってみましょう。
ゲーム感覚で行うことでお片付けが楽しいこと…と感じてもらえるようになります。
子どもは早く終わらせたい一心で少し雑な片付けになるかもしれませんが、片付けること自体ができていることが素晴らしいこと。
必ずその頑張って片付けている行為を認めて褒めてあげましょう。
子どものお片付けとは…
子どもの片づけは奥が深く、親とのかかわり方が大切…。
親が一方的に行うのではなく、年齢に関係なく、子どもの意見も尊重することが大切になります。
小さいうちからでも子どもは親の行動を見て成長するからです…。
今からでも全然遅くありません。
片づけが簡単に取り組める環境を作ることが大切…
参考にしてぜひ親子で取り組んでくださいね。
そして、私たちが少しでも毎日がラクになる…片づけを目指しましょう。